認知症グレーゾーン
認知症グレーゾーンとは、「はっきり認知症とは診断されないけれど、年齢相応よりも明らかに認知機能が落ちてきている状態」を指します。
医学的には、MCI(軽度認知障害 / Mild Cognitive Impairment)と呼ばれることが多いです。
認知症グレーゾーンの特徴
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物忘れが増える(でも、生活自立はできる)
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同じ話を何度も繰り返す
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新しいことが覚えにくい
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計算や段取りに少し時間がかかる
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「あれ?なんかおかしいな」と自分や家族が気づくレベル
でも、日常生活(食事・トイレ・買い物など)はほぼ問題なくできるので、「認知症」とは診断されない、そんな状態です。
ここが大事
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グレーゾーンのまま何年も安定する人もいる
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約半分くらいは数年以内に認知症に進行する
だから、グレーゾーンに気づいた段階で、
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運動
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食事
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社会交流
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脳トレ
などの生活習慣改善を始めると、進行を遅らせたり、防いだりできる可能性があります。