認知症グレーゾーン

認知症グレーゾーンとは、「はっきり認知症とは診断されないけれど、年齢相応よりも明らかに認知機能が落ちてきている状態」を指します。

医学的には、MCI(軽度認知障害 / Mild Cognitive Impairment)と呼ばれることが多いです。


認知症グレーゾーンの特徴

  • 物忘れが増える(でも、生活自立はできる)

  • 同じ話を何度も繰り返す

  • 新しいことが覚えにくい

  • 計算や段取りに少し時間がかかる

  • 「あれ?なんかおかしいな」と自分や家族が気づくレベル

でも、日常生活(食事・トイレ・買い物など)はほぼ問題なくできるので、「認知症」とは診断されない、そんな状態です。


ここが大事

  • グレーゾーンのまま何年も安定する人もいる

  • 約半分くらいは数年以内に認知症に進行する

だから、グレーゾーンに気づいた段階で、

  • 運動

  • 食事

  • 社会交流

  • 脳トレ
    などの生活習慣改善を始めると、進行を遅らせたり、防いだりできる可能性があります。

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